マンゴー『スポンジ果肉症』の判別について

N-1αでマンゴーの果肉障害の1つであるスポンジ果肉症の判別ができるようになりました。
実験において、11箇所のスポンジ果肉症に対し8カ所は判別できました。
残念ながら、残り3カ所は判別することができませんでした。

スポンジ果肉症の発症部は、その名の通りスポンジのようにフワフワとした質感で正常な部位に比べ光を透しやすくなる性質があります。
この性質を利用し、光の透しやすさを測定することで判別します。

※透過率測定による果肉障害の判別は、疑わしい箇所とそうでない箇所を複数点測定する必要があります。
透過率の値が他の箇所より極端に大きい部分があればスポンジ果肉症の疑いがあります。

梨用N-1αに以前から搭載していた、豊水梨の蜜症判定機能(透過率測定モード)です。
今までは、梨用N-1αのみ透過率測定モードを搭載しておりましたが、マンゴーのスポンジ果肉症をはじめ他の品目においても果肉障害の検出に利用できる可能性がありますので、今後は「透過率測定モード」を全てのN-1αに標準で搭載することにしました。

お手持ちのN-1、N-1αにこの機能の追加をご希望の方は弊社へご連絡ください。
無償にて対応致します。
(機器の送料のみご負担をお願い申し上げます。)
透過率測定モードについてはこちら

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