よくあるご質問(Q & A)

故障かな?値がズレるな?と思ったら

まず、ガイドリングがN-1に装着されている場合、それを外します。

次に、リンク先の画像を参考に、果実の表面にマジックなどで円を描き、その円の中心にN-1のヘッドの中心のレンズが当たるようにして、N-1のヘッド面が果実の表面に対してなるべく平行になるようにN-1のヘッドを固定して測定しましょう。

これを何度か繰り返し、その時の測定値の最大値と最小値の幅が2度以上になるようなことが何度も続くようであればN-1は故障している可能性があります。サポートにご連絡ください。
ガイドリングの装着に問題がある可能性があります。一度取り外してみましょう。

次に、リンク先の画像を参考に、果実の表面にマジックなどで円を描き、その円の中心にN-1のヘッドの中心のレンズが当たるようにして、N-1のヘッド面が果実の表面に対してなるべく平行になるようにN-1のヘッドを固定して測定しましょう。

これを何度か繰り返し、その時の測定値の最大値と最小値の幅が2度以上になるようなことが何度も続くようであれば、N-1は故障している可能性があります。サポートにご連絡ください。

何度かの繰り返し測定の最大値と最小値の幅が2度以内であれば、ガイドリングもしくはガイドリングの装着に問題がある可能性があります。ガイドリング取付説明書を参考に、ガイドリングを装着し直してください。動画もご用意しています。

値がひどく高く表示されたり、低く表示されたりする場合、オフセット調整がズレている可能性があります。

N-1旧型機の場合は取扱説明書の6ページ目を、新型機の場合は7ページ目をご参考に、オフセット調整をやり直してください。

オフセット調整の値の設定について、詳しくはオフセット設定とは?ご覧ください。

対象物について

現在、試験販売中のものも含めて13種類。 りんご、もも、マンゴー、いちじく、なし、かき、トマト、すもも、シャインマスカット、マクワウリ、びわ、さくらんぼ、ナツメです。
スイカやメロンの皮は厚いために赤外線を通しにくくまた、糖分は中心部が高くなっていますので、実用的な精度が出せません。
みかんは皮が厚いので計測できません。いちごは表面の起伏が一定しませんので精度良く計測することが難しく、現在も研究中です。
トマトはお客様の評価に大きな差が出ておりますので、現在は試験販売です。 ご試用の上でご購入の判断をお願いしております。
小さすぎて計測できません。
柿の渋は当社にて較正することが出来ませんので検量線(*1)を作ることが出来ません。また、柿の渋がぬけても柿本来の糖度は変化しませんので、柿の渋がぬけたかどうかを判断することもできません。
トマト以外の実績はありません。厚みが十分で均一な部分があれば可能性はあります。
薄いものは計測できません。
りんごやマンゴーはさほど違いはありませんが和梨の場合、晩成種の皮の厚いものは多少精度が悪くなります。 また、桃やスモモなども品種によってはオフセット調整(*2)が必要な場合もあります。 ご使用に際しては屈折率型糖度計(果汁を絞るBrix糖度計)と比較して、オフセットの有無を確認なさることをお勧めします。N-1をご購入になったとしても屈折率計が全く不要になるわけではありません。

検量線について

ご自分で検量線(*1)を設定することは出来ません。
計測の条件を満たす果物であれば作れる可能性はあります。大きさや特長によって異なりますが、通常であればおよそ40個程度のサンプルが必要になります。結果的に検量線が作れない場合もあります。
  1. 皮が薄く、赤外線の透過が良い
  2. 内部が均一で適度に光を散乱する
  3. 大きさが直径40mm以上で、直径30mm以上のなるべく平坦な面がある
  4. 肉厚が15mm程度以上ある
などが測定の出来る条件です。
計測可能の果物であれば追加できます。その際は較正試験の為に1週間ほどお預かりすることになります。

性能について

温度補正は行っています。ただし、表面温度を放射温度計で計測しますので内部と表面に大きな温度差があれば誤差となります。内部のほうが温度が低い場合は高く、内部のほうが温度が高い場合は実際よりも低い糖度を表示してしまいます。冷蔵庫で保存した果物を取り出して計測する場合は、直後に計測するか、十分時間を置いて計測すれば誤差は小さくなります。
日中の屋外ではセンサーが飽和状態になってしまいますのでエラーとなります。屋内の蛍光灯程度であれば問題はありません。屋外でもエラーさえ出なければ測定値には影響はありません。 ※ 屋外では遮光フードを使用してください。フードは通常の室内照明程度の明るさでは必要ありません。
表示は0.1度単位ですが、表示と性能とは直接関係はありません。つまり0.1度の精度があるわけではありません。 ※ 標準誤差の解説記事をご覧ください。
できますが、温度に対して注意が必要です。樹上の果実では、表面と内部の温度差が大きいことがあります。内部で、水分や養分が循環しているためです。 果実に直射日光が当たる場合、日中よりも日の出前か日没後の方が測定に適しています。表面と内部の温度差は測定誤差の原因となるためです。 また、未熟な果実を測定すると、測定誤差が大きくなります。糖度の計算式(検量線)は、適熟の果実に合わせているためです。 ※ 誤差が大きくても直射日光下で測定したい場合は、付属の遮光フードを御利用ください。遮光フードなしでは、飽和エラー(明るすぎ)となり測定できない場合があります。あまりに未熟な場合は、光を十分に透しませんのでLowエラー(受光量不足)となります。
光の影響を受けた時点でN-1は飽和エラーとなります。よってN-1の測定値は光の影響を受けていません。屋内と屋外で測定値が異なる場合は、気温の違いが影響していると考えられます。

購入・修理について

原則としてはキャンペーン期間以外は定価販売ですが、数量割引につきましてはご相談ください。
商品がお手元に届いてから10日以内のご送金をお願いしています。ただし、商品がお気に召さない場合はすぐにご返送くださればお支払いの義務は生じません。
短期間でしたら試用は可能です。ご相談ください。
代金引換の場合は、ヤマト運輸の代金引換便にてお送りします。代引き手数料は当社負担にてご対応いたします。
「クロネコwebコレクト」で決済できます。詳しくは こちら
無償保証期間は1年間です。ただし、明らかに取り扱い上の問題(落下、衝撃、水没)がある場合は有償とさせていただきます。有償保障期間は5年です。ただし、製造上の問題に起因する故障の場合は無償にて修理いたします。     ※ 5年を過ぎましても修理可能な場合がございますのでご相談ください。 代理店販売の場合は購入先を通してお申し付けください。
弊社ホームページの「ご質問・お見積・ご注文フォーム」か、お電話、FAX、又はEメールのいずれかで受け付けております。FAX、Eメールの際は、弊社フォームページより「注文書」をダウンロードしてご利用ください。 ※ 「ご質問・お見積・ご注文フォーム」でご連絡の場合は受付確認メールが自動で送信されます。確認メールが着信しない場合はお客様のメールアドレスが間違っている可能性がございます。

販売について

基本的にノルマはありませんが、出荷価格は累積販売実績によって変わってきます。
特にございません。農機具、農業関連機器・資材、種苗、農薬、肥料、梱包資材などの販売会社、計量器、理化学機器のディーラー、果物の商社、地方のJAおよび関連組織、一般の果樹農園など規模も業種もさまざまですが当社としましては農家の方と日常的に接して、農家の事情に通じている業種の方を歓迎しております。
すでに多くの代理店で営業活動をなさっていますので総代理店契約はお断りしております。
累計でおよそ25%が代理店販売です。
9割が一般の農家です。それ以外では大学や果樹試験場の研究者、農業指導員、果物屋さんといった方々です。
ホームページからダウンロードできますが、印刷物が必要でしたら必要部数をご連絡ください。すぐに発送いたします。パンフレットはこちら
台湾、中国、韓国以外でしたらご自由です。先の3カ国は先約がございます。
本製品につきましては不要と思いますが、特にご希望があれば発行いたします。

オプション装置について

N-1を手持ちではなく、卓上装置として使うためのオプション装置が3種類あります。( ND-1, ND-2, ND-3 )卓上装置として使うと、片手で測定でき、手持ちに比べ疲れにくいというメリットがあります。測定する量が多い場合や、測定データを記録しておきたい方にお勧めです。
ND-1 は、糖度を音声で読み上げます。単一乾電池2本を使いますのでコンセントは不要です。
ND-2 は、電池不要で、N-1の表示をミラーにより確認できるようにした機械式・光学式です。
ND-3 は、パソコンに接続して使用します。糖度と重量を同時に測定し、エクセルで編集可能なデータを保存できます。USBケーブルからの電源で動作しますので電池は不要です。
ND-1は選果作業を手伝っていらっしゃるお年寄りに大好評です。
卓上測定用オプション装置は、どれもそれだけで糖度を測定することはできません。いずれの装置も、N-1と組み合わせて使用します。

その他

電池側の一番端にストラップ用の小さな穴があります。
使用できます。通常は1.5V×2本ですが、1.2V×2本の充電池も利用できます。測定回数は電池の容量で異なります。
ハンディータイプの N-1 のみです。N-1には卓上測定用のオプション装置はありますが、自動選果機は取り扱っておりません。

1 検量線とは、予め量のわかっている標準物質と、それに対する測定データとの間の関係を示したグラフ(関係式)のことです。

2 オフセット調整とは、Brix糖度とN-1が表示する糖度のズレを調整する機能です。品種や栽培方法、収穫時期などの違いが原因で、Brix糖度とN-1の表示する糖度にズレが生じることがあります。N-1の表示を ±9.0度の範囲で 0.5度単位でずらす機能です。この値(オフセット値)は、品目毎に設定できます。出荷時は0です。オフセット調整を行う用のBrix糖度計は弊社でも販売しております。

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