トマト用糖度計の使用に関する注意事項

トマト用のN-1は現在試験販売中です。
代理店を通しての販売は行っておらず、直販のみとなります。
トマトは光の内部散乱が大変小さく、N-1糖度計の基本的な測定原理である散乱光路長補正という手法が効果を発揮しにくい作物です。しかしながら、いわゆるフルーツトマトと呼ばれる高糖度のトマトにつきましては計測が可能です。高糖度のトマトは水を制限しているために果肉は硬く、光の散乱も通常の野菜トマトと比べると大きくなっており一般の果物に近い値を示します。
上記掲載のグラフは高知県で栽培されたフルーツトマトの測定結果です。大きさは約50g以上のものに限定しました。それよりも小さいものはN-1糖度計の計測ヘッドのセンサー視野をカバーできませんので計測は不確実となります。全体として測定はできますが、糖度8度以下はばらつきが大きくなる傾向がありますので野菜トマトの測定にはあまり適していないようです。
トマトは同じ品種でも栽培方法で光学特性が大きく異なります。

また、収穫期でも変わってきます。従いまして、個々の栽培方法でのN-1糖度計の適否を一般論として論じるのは無理があります。つきましては、計測対象品目にトマトが含まれる場合は、以下のいずれかの方法をお勧めします。

事前にご連絡の上でトマトのサンプル(50g以上)を10~20個送っていただけば、当社にて測定試験を行います。試験成績書をお送りしますので、ご購入の判断材料になさってください。
N-1糖度計を一定期間お貸ししますので、ご自分で適否をご確認ください。貸し出し期間につきましてはご相談ください。
性質が大きく異なる品種の場合は、ご希望があれば専用の検量線で対応できる可能性もありますのでご相談ください。ただし、この場合は40~50個のサンプルが必要となります。また、最終的に計測不能という結果がでることも十分考えられますのであらかじめご了承ください。
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