りんご用糖度計の使用に関する注意事項

りんごの糖度測定においては品種による違いはほとんどありません。
収穫直後のりんごでは全周の糖度でかなりばらつきが生じていることがあります。最大で4.5度も差があるケースを確認しております。 これは極端な例ですが、1~2度の違いは普通ですから、どの程度の糖度斑があるかはあらかじめ調べておくことをお勧めします。 もちろん、全周の糖度斑が1度以下というものも多いようです。
一般に長期保存のりんごでは糖度は均等になる傾向があります。
りんごの場合、過熟で誤差が増えるということはないようです。保存ものでもそのままの設定で測定できます。
りんごの形状は5角形ですから厳密に言うと窪みが5箇所あります。なるべく凹部の計測は避けてください。ヘッド中心の発光部が密着しません。
蜜入りのりんごを判定する機能を追加できます

このオプション機能を追加すると、最初に糖度を表示し、次の通り蜜の状態を3段階で表示します。

・・・蜜は入っていない
・・・蜜が入っている可能性がある
・・・蜜が高い確率で入っている

蜜の測定は、ふじ、さんふじを対象としています。また、蜜の測定は糖度の測定に比べ誤差が大きい傾向があります。りんごの赤道周回上の数点を測定し、その平均でお考えください。

【りんご用N-1糖度計の解説】

 
 
レンタルのご利用はこちら

PAGE TOP