マンゴー用糖度計の使用に関する注意事項 |
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マンゴーの生産地は沖縄から北海道まで広い範囲にわたっております。気候条件や栽培方法が異なる場合、果肉の質に差を生じます。 このため産地によってオフセットの調整が必要となります。ご使用に当たっては必ずオフセットが必要かどうか屈折率糖度計と比較してご確認下さい。 出荷時は通常、九州のマンゴーにあわせております。 |
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計測対象は完熟落果後のマンゴーです。未熟なマンゴーを計測すると、誤差が大きくなります。 また、ミニマンゴーは寸法が十分でない場合が多いのでご注意下さい。 | |
一例として、完熟マンゴー用検量線(202)は未熟の場合プラスの誤差、過熟の場合はマイナスの誤差が出ます。 | |
一例として、早採りマンゴー用検量線(102)は未熟の場合マイナスの誤差、過熟の場合はプラスの誤差が出ます。 | |
一例として、キーツマンゴー用検量線(92)は未熟の場合マイナスの誤差、過熟の場合はプラスの誤差が出ます。 | |
ヤニはなるべく拭き取ってから計測してください。ヘッドにヤニが付着した場合は工業用アルコールなどで拭ってください。 | |
マンゴーは表と裏の糖度差が大きいものもありますので、あらかじめどの程度の差があるかをご確認下さい。 同じ農園のマンゴーでも差があるもの、無いものが混在していることがあります。2度程度の差は珍しくありません。 | |
マンゴー用は完熟マンゴーを対象としております。つまり自然に落果した後のマンゴーが対象です。 このため完熟落下を待たずに収穫する場合や、落果前に樹上での測定をおこないたい場合は完熟用では大きな誤差が出る場合があります。 |
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このような用途のためには、完熟用検量線とは別に早採り用検量線を準備いたしております。 | |
早ちぎり用は完熟マンゴーも計測できます。しかし、完熟マンゴーだけを計測したい場合は完熟用を用いたほうが精度はよくなります。なお、上記に掲載しているのはマンゴー完熟用のグラフ、及び標準誤差となっており、マンゴー早ちぎり用の標準誤差は1.3となっております。 | |
通常、ここに書かれている「マンゴー用」とはアーウィン種を指しますが、キーツ種用の検量線を導入することも可能です。この場合の品目追加料金は通常の4万円ではなく2万円となっております。ただし、測定精度はアーウィン種に劣ります。キーツ種用の検量線をご希望のお客様は別途お問い合わせください。 |
【マンゴー用N-1糖度計の解説】
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