精度について

N-1糖度計にはTFDRS方式という糖測定法を採用しています。これは測定対象内部に光を照射し、反射した光を測定する事で糖度を測る方式です。ここでは本方式による測定誤差のお話をします。

普段私達が目にする、果汁を絞って糖度を測定する屈折率型糖度計の精度はたとえば±0.2%のように誤差の範囲で示されています。

これに対してN-1の精度は標準誤差で表されます。たとえば、標準誤差が1.0なら測定回数の68%が±1.0(Brix)度の範囲内に。標準誤差が0.5なら、同じように68%が±0.5(Brix)度の範囲内に収まります。

下の図のグラフの赤い線はりんごの標準誤差である0.5を、青い線は桃の標準誤差である1.0をあらわす曲線です。
標準誤差はそれぞれの作物によっても異なります。また、同じ果物でも品種によって異なる場合もあります。お求めの際は、よくご確認ください。

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